[1]地球規模の大洪水が起きたと聖書に証言されています。

1)地球全体が水で覆われたこと、そして地上の動物も人も、全部洪水で死んだことが明確に書かれています。

noah_1「それから、大洪水が、四十日間、地の上にあった。水かさが増していき、箱舟を押し上げたので、それは、地から浮かび上がった。水はみなぎり、地の上に大いに増し、箱舟は水面を漂った。水は、いよいよ地の上に増し加わり、天の下にあるどの高い山々も、すべておおわれた。水は、その上さらに十五キュビト(約6.8メートル)増し加わったので、山々はおおわれてしまった。こうして地の上を動いていたすべての肉なるものは、鳥も家畜も獣も地に群生するすべてのものも、またすべての人も死に絶えた。いのちの息を吹き込まれたもので、かわいた地の上にいたものはみな死んだ。」(創世記7章17節~22節)

2)この大洪水は全地球に対する裁きであると主が言われています。

「【主】は、地上に人の悪が増大し、その心に計ることがみな、いつも悪いことだけに傾くのをご覧になった。それで【主】は、地上に人を造ったことを悔やみ、心を痛められた。そして【主】は仰せられた。「わたしが創造した人を地の面から消し去ろう。人をはじめ、家畜やはうもの、空の鳥に至るまで。わたしは、これらを造ったことを残念に思うからだ。」(創世記6章5節~7節)

 

[2]科学的な根拠

1)高い山の頂上から海洋生物の化石が見つかっています。このことは、高い山がかつて水に覆われたことの証拠です。
2)地球全体を覆うだけの水が地球上に存在しています。

noah_3現在地球には、眼に見える高い山々と、見えない深い海溝が数多くあり、この高い山々と海溝を全部ならすと、地球全体が2400~2700メートルの海底に沈んでしまうと算出されています。

したがって、昔も今も地球全体を覆うために充分以上の水量があるのであり、水量を論じるならば、かつて地球全体が水に覆われたことは、科学的に確実な根拠のあることなのです。  参考のために、世界最深のマリアナ海溝は、太平洋・マリアナ諸島の東側(サイパン島を含む)に位置し、水深10,924mです。水深7000m以上の海溝は、世界中に14カ所存在しています。

水はどこから来たのでしょうか?

「ノアの生涯の六百年目の第二の月の十七日、その日に、巨大な大いなる水の源が、ことごとく張り裂け、天の水門が開かれた。」( 創世記7 章11 節)

大いなる水の源とは、地下に閉じ込められた水であり、地球全体の地殻変動によりこの水が噴き出したと考えられます。また、天の水門は様々に考えられますが、科学的な説明を加えるとすると、大気の変動、火山噴火などに伴う大量の水蒸気など、地球全体の動きとしては充分な水が活性化したと思われます。もとより、天の水門は、超自然的な主の介入があったと考えられます。

3)もし、局地的な洪水であったとしたら、百年近くもかけて箱船を造る必要はありませんでした。人間も動物もどこか遠くの高い山の上に逃げればよかったはずです。

noah_6イラストは、もちろん極端な描き方ではありますが、実は真相をえぐり出しています。もしも局地的な洪水であったならば、ある部分は水に埋まり、地球上の別の部分は乾いていたはずですから、洪水によって水に覆われる前に逃げ出せば善かったのです。また、翼のある鳥は、陸上の生き物より遙かに簡単に別の場所に移住できたわけです。

 

 

 

 

***** 附記 *****

 

[1]BC2350年頃に起こった大洪水が地球規模であったと聖書に証言されています。

聖書には、直接、間接的に、ノアの洪水が全地球を覆ったこと、箱船に入らなかった地上の生物は全て滅びてしまったことが、さらに多くの場所に書かれています。

1)地球規模の洪水であったこと、そして箱船に入らなかった地上の全生物が死に絶えたことは聖書のあちこちに証言されています。

「また、昔の世界を赦さず、義を宣べ伝えたノアたち八人の者を保護し、不敬虔な世界に洪水を起こされました。」(ペテロの手紙第二2章5節)

「当時の世界は、洪水におおわれて滅びました。」(ペテロの手紙第二3章6節)

「信仰によって、ノアは、まだ見ていない事がらについて神から警告を受けたとき、恐れかしこんで、その家族の救いのために箱舟を造り、その箱舟によって、世の罪を定め、信仰による義を相続する者となりました。」(ヘブル人への手紙11章7節)

2)イエス・キリストがノアの洪水は史実であったこと、そして箱船に入らなかった人々はすべて水に浚われてしまった、死んだと話しておられる証言があります。

「人の子が来るのは、ちょうど、ノアの日のようだからです。洪水前の日々は、ノアが箱舟に入るその日まで、人々は、飲んだり、食べたり、めとったり、とついだりしていました。そして、洪水が来てすべての物をさらってしまうまで、彼らはわからなかったのです。人の子が来るのも、そのとおりです。」(マタイの福音書24章37節~39節、またルカの福音書17章26,27節参照)

3)この大洪水は全地球に対する裁きであると主が言われています。

「そこで、神はノアに仰せられた。「すべての肉なるものの終わりが、わたしの前に来ている。地は、彼らのゆえに、暴虐で満ちているからだ。それで今わたしは、彼らを地とともに滅ぼそうとしている。わたしは今、いのちの息あるすべての肉なるものを、天の下から滅ぼすために、地上の大水、大洪水を起こそうとしている。地上のすべてのものは死に絶えなければならない。」(創世記6章13節、17節)

「こうして、主は地上のすべての生き物を、人をはじめ、動物、はうもの、空の鳥に至るまで消し去った。それらは、地から消し去られた。ただノアと、彼といっしょに箱舟にいたものたちだけが残った。」(創世記7章23節)

「【主】は 、大洪水のときに御座に着かれた。まことに、【主】は、とこしえに王として御座に着いておられる。」(詩篇29篇10節)

4)洪水の後に、主は再び大洪水で滅ぼさないと約束し、新しい契約(虹の契約)を与えられました。

「【主】は、そのなだめのかおりをかがれ、【主】は心の中でこう仰せられた。「わたしは、決して再び人のゆえに、この地をのろうことはすまい。人の心の思い計ることは、初めから悪であるからだ。わたしは、決して再び、わたしがしたように、すべての生き物を打ち滅ぼすことはすまい。」(創世記8章21節)

「わたしはあなたがたと契約を立てる。すべて肉なるものは、もはや大洪水の水では断ち切られない。もはや大洪水が地を滅ぼすようなことはない。」(創世記9章11節)

「このことは、わたしにとっては、ノアの日のようだ。わたしは、ノアの洪水をもう地上に送らないと誓ったが、そのように、あなたを怒らず、あなたを責めないとわたしは誓う。」(イザヤ書54章9節)

地球史、人類史をちょっと見るだけで、世界各地で洪水が起こっており、日本ももちろん例外ではありません。そして、洪水を被った地域やそこに住む人々は生命を脅かされる危険にいつも曝されています。人間的な、日常的な感覚では確かに「大」洪水です。しかし、どのような「大」洪水でも、やはり局地的な洪水であることには変わりありません。日本規模でさえない、県規模でさえない、局地的な洪水です。

主は、決して再び洪水で滅ぼすことはしないと約束されました。主が約束されたことは決して破られません。すなわち、私たちが今見ている「大」洪水は、ノアの洪水に比較さえ出来ない局地的な洪水であって、ノアの洪水は実に地球規模の洪水だったのです。

5)人類の歴史は、アダムの末、ノアの子孫から始まりました。

「箱舟から出て来たノアの息子たちは、セム、ハム、ヤペテであった。ハムはカナンの父である。この三人がノアの息子で、彼らから全世界の民は分かれ出た。」(創世記9章18節、19節)

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アダムに始まる人類の歴史年表を簡単に示しています。ノアはアダムから十代目であり、箱船建造にはノアの祖父メトシェラ、父レメクも関わったと考えられますが、洪水になる前に二人は死んでしまったので、箱船には入りませんでした。結局箱船に入ったのは、ノア夫婦と3人の息子とその妻たちの計8人だけでした。ノアが600歳の時に大洪水になり、箱船に入った人々と動物は1年余の年月を無事に過ごしました。洪水後、全員が地上に降り立ち、虹の契約と言われる契約を主に頂いて、新しい生活が始まりました。

さらに、ノアの息子たち、セム、ハム、ヤペテの3人から生まれた子孫の系図を示します。洪水によって、その時箱船に入らなかった人類も動物もすべて死に絶えました。ですから、人類の先祖はノアであり、現在地球上に生きている人々はすべてノアの3人の息子たち、セム、ハム、ヤペテから生まれ出た子孫です。ちなみに、アブラハムーダビデ、そしてキリストにつながる家系の始祖はセムです。

[2]科学的な根拠

1)世界中の深い海溝の主なものを参考までに示します。

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2)どこまでも続く水平な地層が世界中に見られます。

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3)多くの地質学的証拠も、地球規模の洪水(大激変)が起きたためとする「洪水モデル」で考えると、つじつまが合うのです。

① プレートテクトニクス(プレート理論)

地球の表面が何枚かの固い岩板(プレート)で構成されており、この岩盤が、対流するマントルに乗って互いに動いていると説明される。1960年代後半以降に発展した地球科学の学説。

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②氷河期があったこと

氷河期の出現は、地球規模の大洪水がかつて起こって、地球全体がまさにひっくり返り、地殻変動が起こり、地球内部がかき乱され、そしてそれが大気圏へも大きな影響を及ぼしたと考えられます。そのために、氷河期が出現したと考えるのが、原因として一番考えやすいでしょう。

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